資格について

医療事務で働くために、資格を取得したいと思っていらっしゃる方も多いと思います。前に少し触れましたが、医療事務の資格は、 一般的なものだけでも10種類近くあります。

資格の種類が10種類といっても、全て取得する必要はなく、自分のキャリアプランに合った資格を取得するのが一番、理想的だと思います。

医療事務の資格には、国家資格がありません。ほとんどの資格が民間資格になります。


「国家資格と民間資格ってなにが違うの?」と思われた方もいらっしゃると思いますので、医療事務の資格を紹介する前に、まずは、 資格そのものについて説明したいと思います。


資格は大きく分けて、「国家資格」 「公的資格」「民間資格」の3つに分けられます。


< 国 家 資 格 >
国家資格とは、国の法律に基づいて、国が個人の専門的な知識や技能が一定の段階以上に達していることを認定する資格のことです。 一言でいってしまえば、国からお墨付きをもらえるということですね。


公認会計士、司法書士、税理士、行政書士などが代表的な国家資格で、現在、国家資格だけでも、数百種類になっています。

国家資格は、国が、知識や技能をを証明してくれるので、社会の信頼度はとても高くなります。


国家資格には、業務独占資格というものがあって、その資格を持ってる人でないと、 業務を行うことが禁止されている資格もあります。医師、看護師、弁護士がそれにあたります。


医療事務は、資格がなくても働くことはできるので安心してください。



< 公 的 資 格 >
公的資格とは、国家資格と民間資格の中間に位置付けられる資格で、民間団体や財団法人や社団法人が実施し、 文部科学省や経済産業省などの官庁またはその大臣が認定する資格のことです。


公的資格には、信用度や知名度の高い資格が数多くあり、一定レベルの能力があることを保証できるので就職、転職の際に有利になります。

医療事務にも、公的資格が2つあり、「医療事務技能審査試験」「診療報酬請求事務能力認定試験」は、 厚生労働大臣に認定された公的資格になります。



< 民 間 資 格 >
民間資格とは、民間団体や企業が、独自の審査基準を設けて任意で認定する資格のことです。いろいろな分野に数多くの資格があり、 職業に結びつくものから、そうでないものまで多岐にわたります。


医療事務の資格のほとんどは、この民間資格になります。


民間資格といっても、国家・公的資格と同じように、広く認知されている資格や信用度、価値のレベルが高い資格もあります。民間資格は、 国家資格や公的資格と違い、法律によって制度化されていないので、資格を利用した悪質商法も数多く存在します。


このサイトでは、そういった悪徳商法に皆さんがだまされないように、信用度が高く、実績のある資格のみを紹介いたします。


もちろん、皆さんの方でも、主催団体などを十分に調べてくださいね。


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2006年03月23日 23:44

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